【2024年版】海外転職のためのエージェント13選｜海外で働く夢を叶える

海外転職をするための転職エージェントは100以上あります。そうしたなかでも私がおすすめするのは、以下の2つです。

非公開求人多数。キャリアアップを狙える
→ビズリーチ

手厚いサポートと海外転職情報が充実した転職エージェント
→doda

この2つが、私のおすすめする海外転職をするためのエージェントです。とは言え、働きたい国やその他の条件により、転職エージェントの会う、合わないがあります。この記事では、そうした目的やケース、地域別にもおすすめの転職エージェントをまとめました。

私はインドで1年、フィリピンで4年働きました。海外転職と海外での就労経験から、こちらの記事を書いています。

海外転職のためのおすすめ転職エージェント13選

私が海外転職活動の経験から、おすすめの転職エージェントと転職サイトをまとめました。

1. doda｜駐在と現地採用の両方の仕事を見つけられる

dodaでは、いわゆる駐在員と現地採用の両方の求人を扱っており、初めて海外就職活動をする方にも、キャリアアップの転職を狙う方にもおすすめです。ウェブサイトの情報量が充実している上、無料で転職支援のサービスも受けることができます。サポートとは具体的に、キャリアカウンセリング、求人紹介、書類添削、面接対策などです。そうしたサポートは、とくにこれから海外転職に向けて動き始める、という方の助けになるはずです。

公開求人数：694 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】doda

2. ビズリーチ｜より良い待遇を探すならおすすめ

次にご紹介するのは、ビズリーチです。日本で仕事経験が3年以上あり、とくに管理職や専門職の経験がある方におすすめの転職エージェントです。今回ご紹介する転職エージェントのなかで、最も待遇が良い求人を扱っているエージェントの1つです。より高い給与、待遇を求めて海外転職を目指す方におすすめです。

公開求人数：4,478 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】ビズリーチ
（求人数は日本国内配属後、海外勤務になる可能性がある求人を含んでいます）

3. リクルートエージェント｜サポートが充実

業界大手のリクルートが運営するリクルートエージェント。平均的にコンサルタントの質が高く、サポートがしっかりしています。非公開求人が非常に多いので、利用する際は登録した上で、コンサルタントに相談すると良いです。

海外求人のほか、大手企業を中心とした国内勤務の求人も豊富なので、日本国内で働くことも視野に入れて転職活動をする方にもおすすめです。

公開求人数：359 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】リクルートエージェント

4. パソナグローバル｜アジア中心の求人。アメリカ・カナダもあり

次にご紹介するのは、人材大手パソナグループのパソナグローバルです。ウェブサイトの情報が充実している上、扱っている求人数が多いです。現地採用の案件が大半になりますが、海外転職を考えている方がまず登録すべき転職エージェントの1つだと言えます。

公開求人数：149 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】パソナグローバル

5. RGF HR Agent｜リクルートグループでアジアを中心とした現地採用の求人が見つかる

人材大手のリクルートが運営するRGF HR Agentいう転職エージェントです。リクルートエージェントは駐在員の案件が中心ですが、RGF HR Agentは、アジアの現地採用の求人を中心に扱っている転職エージェントです。

公開求人数：835 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】RGF HR Agent

6. QUICK USA | アメリカとメキシコに特化した転職エージェント

数少ないアメリカに特化した転職エージェントです。現状、アメリカは就労ビザの発行要件が厳しくなっていますが、アメリカあるいはメキシコで仕事をしたい方におすすめの転職エージェントです。

公開求人数：1,210 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】QUICK USA

7. Samurai Job｜駐在案件を狙うならおすすめ

駐在案件、ハイクラスな海外転職を目指す方におすすめの転職エージェントです。外資系企業に強いので、日系の転職エージェントで見つからない求人が見つかる可能性もあります。多くのコンサルタントがいて、利用者からの満足度評価が高いエージェントです。

【公式ウェブサイト】Samurai Job

8. REERACOEN｜東南アジアへの海外就職を狙うなら

次にご紹介するのは、東南アジアの求人をもつREERACOENです。台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア、シンガポール、マレーシアの求人を扱っており、こうした国々の就職を検討している方にぜひ使っていただきたい転職エージェントです。

公開求人数：1,888 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】REERACOEN

9. マイナビ転職グローバル｜ウェブサイトの情報が豊富

人材大手マイナビグループが運営するマイナビ転職グローバルです。ウェブサイトのコラム記事が充実しており、情報収集に便利です。また、アジア、欧米など全世界のグローバル求人を掲載している数少ない転職サイトなので、海外の求人を幅広くチェックしたい方へおすすめのサイトとなります。

公開求人数：819 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】マイナビ転職グローバル

10. Indeed｜現地企業や海外企業が多数

Indeedはとにかく求人数が多いです。多すぎる求人から選ぶのは大変ですが、日系企業だけでなく、現地の企業や海外企業の求人が多く掲載されているので、そうした企業で働いてみたい方にとっては有用な求人検索情報サイトになります。

【公式ウェブサイト】Indeed

11. カモメアジア転職｜情報豊富な転職サイト

カモメアジア転職はアジアの求人を取り扱う転職サイトです。転職活動のサポートは受けられませんが、ウェブサイトに必要な情報が掲載されています。まずは、海外転職にどんな求人があるか見てみたい、という方におすすめのサイトです。

公開求人数：1,547 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】カモメアジア転職

12. Daijob｜外資系の求人を見つけられる

最後に、 Daijobというバイリンガル・グローバル人材の転職サイトです。グローバル求人に強い転職エージェントと提携しており、そうした求人をサイトで掲載しています。日系の転職サイトやエージェントでは見つけられない求人も多くあります。

公開求人数：996 (2023年11月5日時点, 勤務地が海外の求人数のみ)
【公式ウェブサイト】Daijob

13. ベトスカウト｜日本人向けベトナム求人数No.1のスカウト型サービス

ベトスカウトは日越特化のスカウト型転職支援サービスで、ベトナムへの転職を検討している方におすすめのサービスです。日本人向けのベトナム勤務求人数は900以上で業界No.1、会員登録をすることでスカウトメールが届くので、ベトナムでのキャリアの選択肢をより広く、効率的に見つけられます。

駐在案件や日本本社採用などハイクラス求人の取扱いも多く、高待遇な条件でベトナムで働きたい方にはおすすめです。

公開求人数：926 (2024年2月29日時点)
【公式ウェブサイト】https://vietscout.jp/

目的・ケース別に転職エージェントをご紹介

12の転職エージェント・転職サイトを紹介しました。ここからは、目的や地域別におすすめの転職エージェントをご紹介します。

より良い待遇の海外ポジションを狙う

日本企業の海外ポジションで働くためには、海外現地法人で直接採用される「現地採用」と日本本社で採用されて海外に赴任する「駐在員」のポジションがありますが、駐在員の方がずっと待遇が良いです。ここでは、そうした駐在員ポジションを狙うための転職エージェントをご紹介します。海外で働いたことがある、英語が得意、社会人経験が長い、管理職経験がある、などの方に特におすすめとなります。

ビズリーチ｜非公開求人数多数

海外駐在の転職を狙う方におすすめの転職エージェント1つ目は『ビズリーチ』です。求人数、相談できるヘッドハンターが多く、特定の地域に限らず全世界の求人を扱っています。サイトには掲載されていない求人が多数あるので、登録することで非公開求人も紹介してもらうことができます。

公開求人数：4,153 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】ビズリーチ

Samurai Job｜外資系求人にとくに強い

日系大手企業に強いJAC Recruitmentとイギリスに拠点を置く人材会社が共同運営する海外転職エージェントです。外資系、とくに管理職の求人を豊富に扱っています。求人は非公開なので、登録してエージェントに相談することをおすすめします。

【公式ウェブサイト】Samurai Job

リクルートエージェント｜業界最大手。サポート充実

求人数が多く、履歴書添削や面接対策などでより手厚いサポートを期待することができます。日系企業大手を中心に多くの海外求人をもっています。国内求人も多く扱っているので、日本国内での就職も視野に入れている方には特におすすめの転職エージェントです。

公開求人数：392 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】リクルートエージェント

社会人3年目以内の海外転職

多くの国では、就労ビザの発行にあたり、一定の社会人経験を求めています。そうした要件を設定しておらず、就職機会もあるのは、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシアなどに絞られてくると思います。それらの国々の求人を多く扱っていて、サポートも充実しているエージェントとして、下記の3つを紹介します。

doda｜駐在と現地採用の両方の求人をもつ

とくにアジアの求人を多くもち、履歴書添削や面接対策などのサポートが充実しています。転職活動前にキャリアカウンセラーの方に相談できる上、ウェブサイトには海外転職マニュアルやアジア各国のレポート、英文履歴書の書き方などの情報が充実しています。アジア転職に詳しいスタッフの方にも相談できるので、とくに初めての海外転職の方にはおすすめの転職エージェントです。

公開求人数：579 (2023年11月5日時点, 海外求人)
【公式ウェブサイト】doda

RGF HR Agent｜リクルートグループの海外転職エージェント

タイ、ベトナム、インドネシアなどに拠点をもち、カウンセリングや応募企業の面接時にも丁寧にサポートしてくれるエージェントです。私も2018年と2022年の転職活動をしていた際に利用させていただいたエージェントです。国ごとに異なる担当者がいますので、登録や応募の際に、希望の国も伝えておくと、スムーズに進みます。

公開求人数：579 (2023年4月3日時点, 海外求人)
【公式ウェブサイト】RGF HR Agent

REERACOEN｜東南アジアに強いネットワークをもつ

タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアなどにも拠点をもつ転職エージェントです。ウェブサイトで公開している求人が多く、どんな求人、待遇があるか確認する際などにも便利です。私もフィリピンの会社に就職する際に使わせていただいたエージェントです。担当者の方に丁寧にサポートをしてもらえました。

公開求人数：1,888 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】REERACOEN

英語・外国語は話せないけど海外転職がしたい方向け

職種に限りがありますが、英語や外国語の語学力不問の求人もあります。そうした仕事の代表例としては、コールセンター、日本食レストラン、工場など技術がより求められる仕事です。また、語学力が全く必要ないわけではありませんが、タイやフィリピン、マレーシア、インドネシアなどの国々は、高い語学力を必要としない求人が多い上、相手も外国語として英語を使いますので、英語力に自信がなくてもチャレンジできる場合が多いです。そうした観点から、3つの転職エージェントをおすすめします。

REERACOEN｜東南アジアの現地採用に強い

東南アジアに強く、フィリピン、タイ、マレーシアなどの現地採用の求人を多くもっています。カウンセラーの方とキャリア面談をし、非公開求人の紹介、履歴書や面接に対するアドバイスもしてくれるので、初めての海外就職でも心強いエージェントです。

公開求人数：1,888 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】REERACOEN

アデコタイランド｜タイで最大手の転職エージェント

タイにはコールセンター、日本食レストラン、工場など、語学力が高くなくても就ける求人が多くあります。タイには10万人以上の日本人が住んでいると言われ、日本人の友人もつくりやすいことから、初めての海外就職先としてタイを目指す方も多いです。そんなタイの求人を見つけるには、タイで人材最大手のアデコタイランドがおすすめです。タイ以外の東南アジアの求人ももっています。

公開求人数：516 (2023年11月5日時点, タイの求人のみカウント)
【公式ウェブサイト】アデコタイランド

Beyond The Border｜はじめての海外転職をサポート

海外転職エージェント、転職サイトではありませんが、初めての海外転職に心強い海外就職情報サイトです。海外就職を目的としたキャリアカウンセリング、英語学習、転職支援のサービスがあり、初めての海外転職を支援した実績が多数あります。会社代表がYouTubeでも海外転職に関する情報発信をしているので、興味のある方は見てみてください。

【公式ウェブサイト】Beyond the Border 

ここからは、地域ごとにおすすめの転職エージェントをご紹介します。

アジアでの転職を考えている方

海外でもアジアは特に多くの海外就職の機会があります。社会人経験が少ない、語学力に自信がない、海外で働くのが初めて、といった方々でも就労可能な求人が多くあり、日本を出て海外で働いてみたい方におすすめの地域です。

ビズリーチ｜キャリアアップを狙う転職に

ハイクラスの転職エージェントとして知名度が高いビズリーチです。日本国内の求人だけでなく、アジアの求人も多く取り扱っています。駐在員のポジション、より良い待遇での就職を狙うのであれば、ぜひ活用したい転職エージェントです。登録することでヘッドハンターに相談、非公開求人も紹介してもらえるので、登録をすることをおすすめします。

公開求人数：1,860 (2023年11月5日時点, アジアの求人のみカウント)
【公式ウェブサイト】ビズリーチ

doda｜転職エージェントとしても転職サイトとしても使える

駐在員、現地採用どちらの採用形態も視野に入れている方におすすめの転職エージェントです。また、ウェブサイトのコンテンツが充実しているので、情報収集をするためにも便利です。dodaはアジアでもとくにシンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、中国、台湾、中国、香港は力を入れているようです。定期的にアジア転職に関するウェビナーも開催されますので、登録しておくと良いと思います。

公開求人数：579 (2023年11月5日時点, 海外求人)
【公式ウェブサイト】doda

アデコタイランド｜タイで就職をお考えの方に

アジアのなかでもタイは海外就職先として人気がある国です。dodaやビズリーチなどもタイの求人はありますが、アデコタイランドが圧倒的に多い求人数を扱っています。私もタイでの就職活動をしている際には、登録をし、使わせてもらいました。受験企業ごとに面接のアドバイスをいただけて、サポートが充実していました。

アジアのなかでもタイに興味がある、という方にはおすすめの転職エージェントです。

公開求人数：516 (2023年11月5日時点, タイの求人のみカウント)
【公式ウェブサイト】アデコタイランド

フィリピン、インドの転職エージェントについてこちらの記事もありますので、インドとフィリピンでの就職に興味のある方は確認してみてください。

>>【2024年版】フィリピンの仕事が見つかる転職エージェント13選
>>【2024年版】インドの求人が見つかる転職エージェント10選

北アメリカでの転職を考えている方

アメリカ、カナダ、メキシコで働きたい方へ。ここに紹介する3つの転職エージェントがおすすめです。

ビズリーチ｜駐在員案件を見つけるならおすすめ

北アメリカの求人も豊富に揃えています。希望の職種や勤務地、経験などを登録することで、ヘッドハンターと面談をし、希望する非公開求人も紹介してもらうことができます。北アメリカに限らず、ほかの海外も含めて就職活動をしたいという方におすすめです。

【公式ウェブサイト】ビズリーチ

QUICK USA｜アメリカ・メキシコ特化の転職エージェント

アメリカのニューヨーク、ロサンゼルス、ダラス、シカゴ、メキシコに拠点を置く人材派遣会社です。カウンセリング、履歴書添削、面談対策など丁寧にサポートをしてくれる転職エージェントです。

公開求人数：1,210 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】QUICK USA

Leverage Career｜メキシコに特化した転職エージェント

日系企業のメキシコ現地での直接採用を中心とした求人を扱っています。求人数が多い上、職種の幅が広く、メキシコに特化しているという点でも、メキシコで働きたい方は特に活用したい転職エージェントになります。ウェブサイトの情報も充実しており、メキシコでの生活、就職事情に知ることができます。

公開求人数：824 (2023年11月5日時点)
【公式ウェブサイト】Leverage Career

ヨーロッパでの転職を考えている方へ

勤務地がヨーロッパの求人は、アジアや北アメリカの求人と比較するとあまり多くありません。しかし、こちらに紹介するSamurai Job、ビズリーチ、ランスタッドには比較的多くの求人があります。登録して相談してみることをおすすめします。

Samurai Job｜イギリスに拠点を置く会社が共同運営

Samurai Jobは、日系企業大手に強いJAC Recruitmentとイギリスに拠点を置くムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼスが共同運営する転職エージェントです。そのため、ヨーロッパ、とくにイギリスの求人が比較的多いです。求人は非公開になっていますので、登録して紹介してもらう必要があります。

【公式ウェブサイト】Samurai Job

ビズリーチ｜ヨーロッパの求人数も豊富

海外転職に強いビズリーチはヨーロッパの求人数も多くあります。ヨーロッパへの転職支援に実績があるヘッドハンターがいますので、登録して相談してみることをおすすめします。ヨーロッパ以外の海外求人数、日本国内の求人数も豊富なので、ヨーロッパに絞っていない方にもおすすめのエージェントです。

公開求人数：121（2023年11月5日時点, ヨーロッパ勤務の可能性があるもの）
【公式ウェブサイト】ビズリーチ

ランスタッド｜ハイクラスの転職を狙う方におすすめ

オランダに本社を置く人材派遣会社。そのこともあり、ヨーロッパの求人が比較的多くあります。多くの求人はハイクラスなもので、医療、製造業、IT、消費財などの業界の求人が中心となります。非公開求人が多いので、登録して紹介してもらうことをおすすめします。

【公式ウェブサイト】ランスタッド

転職エージェントを使って転職を実現するまでの12ステップ

海外転職をするには、具体的にどんな手順で進めることになるでしょうか。こちらが、私が海外転職活動を進めた際の具体的な手順です。情報収集から内定までに3か月ほど、そこから現地に渡航するまでに2か月程度かかりました。他の方々の事例を聞きますと、同じくらいか、少し短いくらいの期間で転職を実現しています。

海外転職を実現するためのステップ

1) 海外転職の情報収集を開始

2) 転職サイト、転職エージェントに登録

3) 履歴書と職務経歴書を作成

4) 転職エージェントとの面談、カウンセリングを受ける

5) 希望する求人の紹介を受ける

6) 応募を開始

7) 企業との面接、内定

8) 採用企業とのコミュニケーションを開始

9) 退職のための引き継ぎ、手続き

10) 海外渡航の準備

11) 海外渡航、入社

12) 現地生活立ち上げ

転職エージェントと上手に付き合うために

ここまで紹介してきた転職サイト、転職エージェントはいずれも無料で利用できます。一方、そうしたサービスを使う上で、押さえておきたいポイントもあります。ここでは、転職エージェントと転職サイトを使うことでどんなサービスを受けられるか。また、利用する上でどんなことに気をつけると良いかを解説していきます。転職エージェントの特徴やビジネスモデルなどを知った上で、賢く使うことが大事です。

転職エージェントと転職サイトの違い

違いが分かりにくい転職エージェントと転職サイトですが、違いがあります。転職サイトはウェブサイトで自分で求人を見つけ、応募。基本的に転職活動を1人で進めていくことになります。一方、転職エージェントは、転職活動前のカウンセリングや履歴書の添削、面接対策など、サポートをしてもらいながら転職活動を進めていくことができます。

また、転職サイトでは、求人がウェブサイトに全て掲載されていますが、転職エージェントでは、「非公開求人」と言い、ウェブサイトに掲載されていない求人があることも違いの1つです。

こちらが転職エージェントと転職サイトの違いについてまとめた表になります。

この記事で紹介させていただいたサービスのなかでは、

転職エージェント…ビズリーチ、doda、Samurai Job、リクルートエージェント、RGF、Reeracoen、アデコタイランド

転職サイト…カモメアジア転職、マイナビ転職グローバル、Indeed

となります。

転職エージェントから受けられる6つのサポート

上記の表から転職エージェントと転職サイトの違いを分かっていただけたと思いますが、転職エージェントから期待できる転職活動のサポートには下記があります。

何度も転職活動をしている方にとって転職活動のサポートは必要ないかもしれません。しかし、初めての転職活動、受けたい業界や企業が決まっていないなど、多くの方に転職エージェントはとても便利なサービスです。そうした方はとくに、転職エージェントをお使いになることをおすすめします。

転職エージェントのデメリット

サポートが充実していますが、転職エージェントにデメリットもあります。

転職エージェントは、求職者と採用企業がマッチングした場合に、採用企業から紹介料をもらって成立している完全成果報酬型のビジネスです。そのため、転職エージェントの立場では、求職者のあなたが内定し、就職するように全力を注ぎます。担当者によりますが、必ずしもマッチングしない求人を勧めてくる場合があります。

また、エージェントの担当者とあなたの相性もあります。良き転職には、良きエージェント担当者との「出会い」が必要です。

転職エージェントの特徴を踏まえ、賢く付き合おう

転職エージェントのサポートとそのビジネスモデルの特徴から、転職エージェントを賢く付き合う必要があります。

転職エージェントが提供するサポートは、とくに初めて転職活動をしようとする方にとって、頼りになるはずです。転職エージェントの特徴を押さえ、賢く付き合いましょう。

海外転職エージェントに関するQ&A

海外就職、海外転職に伴って海外転職エージェントや転職サイトを使う上でよくある質問をまとめてみました。

海外転職エージェント、転職サイトは無料で利用できますか？

この記事で紹介した転職エージェントを含め、通常、無料で利用できます。転職エージェントや転職サイトは、求人掲載を依頼している企業から紹介料を得て、収益をあげています。そのため、ほとんどの転職エージェント、転職サイトでは、求職者側は無料で利用することができます。

海外転職をまだ決めてないけど、エージェントに登録しても大丈夫ですか？

大丈夫です。キャリアカウンセラーに転職すべきかどうかを相談する方も多いです。漠然とした不安や思いを整理するのに役立てる方もいらっしゃいます。相談してみて、すぐに転職活動をはじめる方もいれば、そうでない方もいます。

海外転職エージェントは複数登録した方が良いですか？

例えばリクナビNEXTの調査によれば、転職成功者は1人あたり4.2社の転職サイトに登録しているという調査結果がでています。転職エージェントによって取り扱いの求人企業が異なること、また、転職活動の成功には良きヘッドハンターやカウンセラーとの良き出会いが必要であることからも、3〜5社の転職エージェントやサイトに登録することをおすすめします。

海外転職が初めてで不安です。

私も海外で働きたいとずっと思っていたものの、いざ海外転職をするときは不安でした。海外で働く人のブログやTwitterを読んだり、転職エージェントのカウンセラーの方に相談したりして、不安を払拭できたと思います。日本で働くよりもずっと充実感があり、私は海外で働くことが性に合っていると思いますし、同じような方が多いと思っています。ぜひ一歩踏み出してみてください。

海外駐在と現地採用はどちらがおすすめですか？

海外駐在をおすすめします。一般的に海外駐在の方が責任が重いと言われますが、企業によって幅があります。現地採用で就職し、駐在員と同じような仕事をしているにも関わらず、待遇はとても低いということを私も経験してきました。狭き門であることはそうですが、勝ち取れるのであれば海外駐在の求人を狙った方が良いです。

転職エージェントがありすぎて選べない。おすすめはどれですか？

働きたい国や状況によっても異なりますが、doda、ビズリーチ、リクルートエージェントの3つはとくにおすすめです。いずれのエージェントもサポートが充実している上、dodaは海外駐在と現地採用のどちらの求人も扱っていること、ビズリーチは求人数が豊富であることがおすすめの理由です。

海外転職エージェント一覧

さいごに、この記事でご紹介した転職エージェントを一覧にして掲載します。登録にあたって参考にしてみてください。

エージェント名

doda

ビズリーチ

リクルートエージェント

パソナグローバル

RGF HR Agent

QUICK USA

Samurai Job

REERACOEN

マイナビ転職グローバル

Indeed

カモメアジア転職

Daijob

ベトスカウト

海外の公開求人数

579

4,153

392

138

894

1,210

非公開

1,888

819

1,547

996

926

おすすめ度

★★★★★

★★★★★

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★★★

特徴

駐在も現地採用も扱う 初めての海外就職におすすめ

キャリアアップを狙う 社会人経験3年以上の方におすすめ

サポートが充実 日本国内の求人も豊富

アジア転職を目指す方におすすめ

アジア転職を目指す方 現地採用、初めての転職の方におすすめ

アメリカ転職を目指す方におすすめ

ハイクラス転職 外資系転職したい方におすすめ

東南アジア転職 初めての海外就職におすすめ

アジア転職 まずは海外就職の情報収集したい方におすすめ

外資系や現地企業に転職したい方におすすめ

アジア転職 まずは海外就職の情報収集したい方におすすめ

外資系転職を目指す方におすすめ

ベトナム求人数が最も多い。登録することでスカウトメールが届く

利用料金

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

対象年代

20〜40代

20〜40代

20〜40代

20〜40代

20〜30代

20〜40代

30〜40代

20〜30代

20〜30代

20〜40代

20〜30代

20〜40代

20〜40代

みなさまの転職活動が成功し、より良きキャリアを築かれることを祈念しております。