タイの求人を扱う転職エージェントは50社以上あります。なかでも私がおすすめするのは、doda、ビズリーチ、アデコタイランド、の3つです。
手厚いサポートと海外転職情報が充実した転職エージェント
→doda
非公開求人多数。給与などの条件が良い求人が見つかる
→ビズリーチ
タイに10拠点。現地日本企業とのつながり深く求人数が多い
→アデコタイランド
とは言え、職種や転職活動の進め方によって合うエージェントは異なります。この記事では、転職エージェント20社とその特徴をまとめました。あなたのタイ転職活動に合ったエージェントが見つかるはずです。
私はこれまで海外で約6年働いてきました。海外転職の経験から、こちらの記事を書いています。
・タイ転職のためにおすすめのエージェントは、doda、ビズリーチ、アデコタイランド、の3つ。
・転職エージェントにはキャリア相談、履歴書添削、面接対策などを無料でサポートしてくれる会社が多い。
・無理に入社を勧めてくるエージェントもある。エージェントと賢く付き合うことが必要。
・海外転職活動の成功には、良きエージェントと担当者との出会いが必要。2〜4社ほどの登録がおすすめ
- 1 タイ就職のための転職エージェント20選
- 1.1 1. ビズリーチ|より待遇が良い求人に出会える
- 1.2 2. doda|グローバル転職のプロが無料で充実のサポート
- 1.3 3. アデコタイランド|タイで実績、求人数豊富なタイ特化エージェント
- 1.4 4. リクルートエージェント|業界最大手で利用者の満足度が高い
- 1.5 5. REERACOEN|東南アジアへの転職に強い
- 1.6 6. カモメアジア転職|情報豊富なアジア転職サイト
- 1.7 7. マイナビ転職グローバル|人材大手マイナビ。海外求人も扱う
- 1.8 8. パソナグローバル|アジア、アメリカ・カナダの求人を扱う
- 1.9 9. パーソネルコンサルタント | タイ求人に強い転職エージェント
- 1.10 10. RGF HR Agent|リクルートグループでアジアの求人に強い
- 1.11 11. LHH転職エージェント|外資系と日系大手を扱う
- 1.12 12. AMBI|20-30代でハイキャリアを狙う人向け
- 1.13 13. JACリクルートメント|コンサルタントの質が高いと評判
- 1.14 14. リクナビネクスト|海外求人も扱う大手転職サイト
- 1.15 15. doda X|dodaのハイクラス向けエージェント
- 1.16 16. 市人リクルートメント|タイ特化型で製造業に強い
- 1.17 17. ASPARK|エンジニアの求人に強い
- 1.18 18. アブローダーズキャリア|営業・製造管理・本社系の仕事が見つかる
- 1.19 19. A-Link Recruitment|日系大手の仕事が見つかる
- 1.20 20. indeed|日系人材会社では見つからない求人がある
- 2 転職エージェントとうまく付き合うために
- 3 タイ転職エージェントに関するQ&A
- 4 転職エージェントを使って転職を実現するまでの12ステップ
- 5 タイ転職のためのエージェント一覧
タイ就職のための転職エージェント20選
私の転職活動経験、各エージェントのタイでの転職実績や現在の求人数などから、私がこの記事で紹介する転職エージェントは、こちらの20社です。
ビズリーチ | 海外駐在などのより良い条件で転職を狙う方へ |
doda | 手厚いサポート。ウェブサイトに充実した情報も掲載 |
アデコタイランド | タイに10拠点。現地日本企業とのつながり深く求人数が多い |
リクルートエージェント | 日本・海外とも豊富な求人数。充実したサポートも受けられる |
REERACOEN | アジアに強み。各拠点にスタッフがいてサポート充実 |
カモメアジア転職 | アジア特化の転職サイト。ウェブサイトに豊富な情報 |
マイナビ転職グローバル | 人材大手マイナビの海外転職サイト。アジア求人が多い |
パソナグローバル | 人材大手。タイのほか、アジア全域、アメリカ・カナダの求人をもつ |
パーソネルコンサルタント | タイ特化の転職エージェント。転職実績が豊富 |
RGF HR Agent | リクルートグループ。タイ含めたアジア転職を目指す方におすすめ |
LHH転職エージェント | 外資企業と日系大手企業の求人を扱う |
AMBI | 転職大手のエングループ。若手ハイキャリアの求人が多い |
JACリクルートメント | 外資や大手日本企業の求人多数。担当者の評価も軒並み高い |
リクナビネクスト | 国内だけでなく海外でも豊富な求人を扱う転職サイト |
doda X | タイ含めた海外、国内のハイキャリアの求人を扱う |
市人リクルートメント | タイ特化型エージェントで製造業の人材サービスに強い |
ASPARK | タイでエンジニア専門の転職エージェント |
日本企業の営業・製造管理・本社管理系などの仕事が見つかる | |
日系大手製造業に強い転職エージェント | |
indeed | 日系人材紹介会社では見つからない求人が見つかる |
1社ずつ説明していきます。
1. ビズリーチ|より待遇が良い求人に出会える
最初にご紹介するのはビズリーチです。ビズリーチは、ほかの転職サイト・エージェントよりも給与などの条件が良い求人を見つけやすいです。
企業や”ヘッドハンター”と直接やりとりし、求人の確認や応募をすることができます。ヘッドハンターとは、ビズリーチの登録者をスカウトしたり、条件の合う求人を紹介してくれたりする人たちです。
会員登録をしたからといって面談を求められたり、電話がかかってきたりはしません。まずは求人を見たい、自分のペースで転職活動をしたいという方にもおすすめです。
ビズリーチの特徴:
・給与などの待遇が良い求人が多い
・登録することで紹介してもらえる非公開の求人も多い
・求人を紹介してくれる複数の担当者にコンタクトできる
・タイ転職や海外就職に詳しいコンサルタントに相談できる
・タイ以外の海外や日本国内の求人も豊富にある
タイ勤務の公開求人数:1,993 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.bizreach.jp/
(求人数は日本国内配属後、タイ勤務になる可能性がある求人を含んでいます)
参考記事>> 海外転職に強いビズリーチのメリット5つと利用のコツ3選
2. doda|グローバル転職のプロが無料で充実のサポート
次に紹介するのは、日本国内転職サイトとしても大手のdodaです。タイを含む海外転職の求人も扱っていて、サポートが充実しています。
タイ就職活動を始める前の相談、キャリアやスキルの棚卸し、英文履歴書の作成、応募企業との調整など、すべて無料でサポートしてくれます。
タイを含むアジアの転職に特に強く、各国の転職・生活事情をウェブサイトで発信しているほか、無料オンラインセミナーも定期的に実施しています。
dodaの特徴:
・カウンセラーへの相談や履歴書の添削など無料サポートが充実
・ウェブサイトにアジア転職情報が豊富に掲載されている
・定期的に無料セミナーがあり、情報収集ができる
・タイを含めたアジアの海外転職に強い
・日本国内の大手企業の求人も多い
・英語力に自信がない方向けの求人も扱っている
タイ勤務の公開求人数:71 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://doda.jp/
3. アデコタイランド|タイで実績、求人数豊富なタイ特化エージェント
アデコタイランドはタイ特化の転職エージェントで、取り扱い求人数が多く、タイ転職をよく知る担当者が多いのが特徴です。
ウェブサイトでは、業界や職種、都市ごとに求人検索ができたり、ベトナム転職の体験談が見れたりと、まずは自分で情報収集をしたい方にも便利な転職エージェントです。
アデコタイランドの特徴:
・ウェブサイトの求人、就職情報が豊富で情報収集がしやすい
・タイ就職や現地での生活に詳しいアドバイザーに相談できる
・取り扱い求人数が多く、ウェブサイトで仕事を確認しやすい
・はじめての海外就職、タイ就職の不安を相談しやすい
タイ勤務の公開求人数:600 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://adeccojapanese.asia/
4. リクルートエージェント|業界最大手で利用者の満足度が高い
業界大手のリクルートが運営するリクルートエージェントです。平均的にキャリアアドバイザーの質が高く、サポートがしっかりしています。非公開求人が多いので、利用する際は登録した上で、アドバイザーに相談すると良いです。
タイ勤務の求人のほか、海外・国内勤務の求人も豊富なので、タイ以外で働くことも視野に入れて転職活動をする方にもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴:
・業界最大手でキャリアアドバイザーの質が平均的に高い
・キャリアアドバイザーに相談した後で紹介してもらえる非公開求人が多い
・土日も含めてキャリアアドバイザーに相談ができる
・転職活動前のカウンセリングや面接後のフォローなど、サポートが充実
・タイ求人だけでなく、その他海外、日本国内の求人も豊富
タイ勤務の公開求人数:62 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.r-agent.com/
5. REERACOEN|東南アジアへの転職に強い
次にご紹介するのは、東南アジアの求人を扱うREERACOEN(リーラコーエン)です。タイのほか、台湾、ベトナム、フィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシアの求人を扱っています。
国ごとに担当者は分かれてしまいますが、タイだけでなく東南アジアへの転職を考えている方におすすめの転職エージェントです。
REERACOENの特徴:
・タイに限らず、東南アジアへの求人に特化している
・東南アジア各国に日本人スタッフがいて、オンラインで相談できる
・ウェブサイトに掲載されている求人情報も多い
・カウンセリングのほか、求人紹介、面接時のアドバイスなど、サポートが充実
タイ勤務の公開求人数:218 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.reeracoen.co.th/ja
6. カモメアジア転職|情報豊富なアジア転職サイト
カモメアジア転職はアジアの求人を取り扱う転職サイトです。直接相談できるカウンセラーのような方はいませんが、ウェブサイトに各国の求人情報、生活情報が多く掲載されています。まずは、ベトナムにどんな求人があるか見てみたい、という方におすすめのサイトです。
カモメアジア転職の特徴:
・求人数が豊富
・タイの生活情報や転職体験談が豊富に掲載されている
・自分で主体的に転職活動を進めていく方におすすめ
・サイトに掲載されている海外転職コラム、体験談も参考になる
タイ勤務の公開求人数:515 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://kamome.asia/
7. マイナビ転職グローバル|人材大手マイナビ。海外求人も扱う
人材大手マイナビグループが運営するマイナビ転職グローバルです。
ウェブサイトのコラム記事が充実しており、情報収集に便利です。また、アジア、欧米など全世界のグローバル求人を掲載している数少ない転職サイトなので、タイに限らず海外の求人を幅広くチェックしたい方へおすすめのサイトとなります。
マイナビ転職グローバルの特徴:
・転職エージェントではなく転職サイトのため、サポートは受けにくい
・求人数は少ないが、ウェブサイトに掲載されている求人1つ1つの情報は充実している
・RGF と業務提携しており、一部求人はRGFがコンタクト先になる
・タイだけでなく、アジア、欧米などの求人が見つけられる
・ウェブサイトの海外転職コラムや体験談が充実している
タイ勤務の公開求人数:23 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://tenshoku.mynavi.jp/global/
8. パソナグローバル|アジア、アメリカ・カナダの求人を扱う
次にご紹介するのは、人材大手パソナグループのパソナグローバルです。タイのほか、アジア地域、アメリカ、カナダの求人を取り扱っています。
国際経験豊富なスタッフがキャリア相談にのってくれるほか、希望の仕事を紹介してくれます。
パソナグローバルの特徴:
・タイのほか、アジア、アメリカ、カナダの求人も扱う
・海外就職事情など、ウェブサイトの掲載情報が充実
・キャリアコンサルティングに相談ができる
・営業や工場の技術職の求人を多く扱っている
タイ勤務の公開求人数:44 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.pasona-global.com/
9. パーソネルコンサルタント | タイ求人に強い転職エージェント
タイで日本人・タイ人向けに人材ビジネスとタイ進出支援を展開するパーソネルコンサルタント。タイの日本人向け取り扱い求人数はトップクラス。タイ労働省から表彰歴があるなど、実績と経験が豊富な転職エージェント。
タイ特化型で経験が長いからこそ、日系大手や外資企業だけでなく、中小や中堅企業の求人も多いのが特徴。お問い合わせ後、経験が豊富なコンサルタントにキャリアやタイ生活などの生活にものってもらえる。
パーソネルコンサルタントの特徴:
・非公開求人を含めると、タイの日本人向け求人数はトップクラス
・タイ特化型の人材紹介会社でコンサルタントもタイに詳しい
・製造業、中小・中堅企業の求人が多い
・タイ生活やタイ就職についてウェブサイトで情報発信している
タイ勤務の公開求人数:79 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.personnelconsultant.co.th/jobseeker/jp/
10. RGF HR Agent|リクルートグループでアジアの求人に強い
人材大手のリクルートが運営するRGF HR Agentいう転職エージェントです。リクルートエージェントは駐在員の案件が中心ですが、RGF HR Agentは、タイを含むアジアの現地採用の求人を中心に扱っている転職エージェントです。
RGFの特徴:
・タイのほか、ベトナム、中国、香港、インド、インドネシア、シンガポールの求人を扱っている
・ウェブサイトに載っていない非公開求人もあり
・コンサルタントが書類選考や面接対策などのサポートをしてくれる
タイ勤務の公開求人数:176 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.rgf-hragent.asia/thailand
11. LHH転職エージェント|外資系と日系大手を扱う
次に紹介するのは、人材大手のアデコグループが運営するLHH転職エージェントです。
求人数は比較的少ないですが、外資系と日系大手企業の求人をもち、非公開になっている求人が多いです。ベトナムだけでなく、日本国内と海外の求人を扱っています。
LHH転職エージェントの特徴:
・外資系企業、日系大手の条件が良い求人を扱う
・タイに限らず、日本国内と海外の求人が豊富
・ウェブサイトに載っていない非公開求人が多い
・コンサルタントにキャリア相談や求人紹介をしてもらえる
タイ勤務の公開求人数:8 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://jp.lhh.com/
12. AMBI|20-30代でハイキャリアを狙う人向け
次に紹介するのは、人材大手のエン・ジャパンが運営するAMBIです。海外就職の広告を配信しており、見たことがある方もいるかもしれません。
20〜30代のハイキャリア(年収500万円以上)向けの転職エージェントで、タイを含めた海外のほか、日本国内の求人も豊富にもっています。応募前に、興味ある求人に対して「興味あり」のボタンを押すと、その求人の企業、あるいは転職エージェントから合否に関する評価がもらえます。
AMBIの特徴:
・タイを含めた海外、日本国内の求人を豊富にもつ
・主に20〜30代のハイキャリア向けの求人をもつ
・日系大手や外資企業の求人が多い
・応募前に合否に関する評価をもらえる機能がある
タイ勤務の公開求人数:104 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://en-ambi.com/area/thailand/
(求人数は、日本国内配属後にタイ出向の可能性をあるものを含んでいます)
13. JACリクルートメント|コンサルタントの質が高いと評判
次に紹介するのは、日本国内向けの転職エージェントとしても評判の高いJACリクルートメントです。
タイの求人でも日系大手や外資企業の求人を中心にもっており、30代以上の方におすすめです。利用者からの満足度が高い転職エージェントです。
タイのほかシンガポール、マレーシア、インドネシア、韓国、ベトナムなど11ヵ国の求人を扱っています。
タイ勤務の求人非公開
【公式ウェブサイト】https://www.jac-recruitment.jp/market/global/
14. リクナビネクスト|海外求人も扱う大手転職サイト
大手リクルートが運営するリクナビネクストを紹介します。求職者がウェブサイトで情報収集し、企業に直接応募する転職サイトです。
転職サイトということもあり、ウェブサイトに掲載されている情報が充実しています。他の転職エージェントのサイトよりも具体的な仕事内容や給与、勤務時間などが掲載されています。初めてタイや海外に挑戦する人でも応募しやすい求人が多いことも特徴です。
タイ勤務の公開求人数:88 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://next.rikunabi.com/
15. doda X|dodaのハイクラス向けエージェント
続いて紹介するのはパーソルグループのdoda Xです。テレビCMで見かけたことがある方もいると思います。
dodaとdoda Xの違いは、dodaが20〜50代向けの総合転職エージェントであるのに対し、doda Xは30〜50代のハイクラス向けの転職エージェントです。doda Xでは、年収が高い求人を中心に扱っています。タイの求人も扱っていますが、求人数としてはdodaの方が多いです。
タイ勤務の公開求人数:169 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://doda-x.jp/
(求人数は、日本国内配属後にタイ出向の可能性をあるものを含んでいます)
16. 市人リクルートメント|タイ特化型で製造業に強い
タイで2009年に設立されたコンサルティング、人材紹介の会社です。
とりわけ製造業の求人に強く、日本企業の工場があるチョンブリやパトムタニの求人を多めに扱っています。職種としては、営業や工場の生産管理などが中心です。製造業の職務経験がある方にはおすすめのエージェントです。
タイ勤務の公開求人数:23 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】http://www.maruichi-thailand.com/ichijin/
17. ASPARK|エンジニアの求人に強い
ASPARKは、タイ特化の転職エージェントで、とりわけエンジニアの求人が強いです。もともとエンジニア職の求人専門ではじまった経緯があります。現在は、エンジニア以外の求人も扱っています。
タイ勤務の公開求人数:166 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://aspark.asia/index.php
18. アブローダーズキャリア|営業・製造管理・本社系の仕事が見つかる
続いては、タイを含めた東南アジアの日本人向けの求人を扱うアブローダーズキャリアです。
ウェブサイトで自分で仕事を見つけて、自分で応募する転職サイトですが、その分会員登録をせずとも見れる求人が多く、掲載されている情報量も多いです。営業や工場の製造管理などの仕事、経理や物流などの仕事が多い印象です。
タイ勤務の公開求人数:221 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://career.abroaders.jp/search/CNT_THA
19. A-Link Recruitment|日系大手の仕事が見つかる
タイの求人に特化している人材紹介エージェントのA-Link Recruitmentです。
ウェブサイトは見づらいですが、日系大手製造業の求人を多数もっており、転職活動のサポートを期待できます。ウェブサイトで会社名つきで求人を紹介しているので、まずは情報収集という方にもおすすめです。
タイ勤務の公開求人数:100 (2024年1月8日時点)
【公式ウェブサイト】https://www.alink.co.th/jp
20. indeed|日系人材会社では見つからない求人がある
最後に、日本でもお馴染みのindeedを紹介します。
日本人の生活水準に合う求人はあまり多くはありませんが、タイで日系企業ではなく、タイやその他の外資企業にチャレンジしたいという方におすすめの転職サイトです。
【公式ウェブサイト】https://th.indeed.com/
タイの求人を見つけられる20社の転職エージェントを紹介しました。ここまで見て迷った方は、doda、ビズリーチ、アデコタイランドの3社がおすすめです。
手厚いサポートと海外転職情報が充実した転職エージェント
→doda
非公開求人多数。給与などの条件が良い求人が見つかる
→ビズリーチ
タイに10拠点。現地日本企業とのつながり深く求人数が多い
→アデコタイランド
転職エージェントとうまく付き合うために
ここまで紹介してきた転職サイト、転職エージェントはいずれも無料で利用できます。一方、転職エージェントに相談するうえで、押さえておきたいポイントもあります。
転職エージェントと転職サイトを使うことでどんなサービスを受けられるか。また、利用する上でどんなことに気をつけると良いかを解説していきます。転職エージェントの特徴やビジネスモデルなどを知った上で、賢く使うことが大事です。
転職エージェントと転職サイトの違い
違いが分かりにくい転職エージェントと転職サイトですが、違いがあります。
転職エージェント:転職活動前のカウンセリングや履歴書の添削、面接対策など、サポートをしてもらいながら転職活動を進めていける
また、転職サイトでは、求人がウェブサイトに全て掲載されていますが、転職エージェントでは、「非公開求人」と言い、ウェブサイトに掲載されていない求人があることも違いの1つです。
こちらが転職エージェントと転職サイトの違いについてまとめた表です。
※左右にスクロールできます。
転職エージェント | 転職サイト | |
利用料金 | 無料 | 無料 |
非公開求人 | サイトに掲載ない求人が多数あり | 基本的になし |
転職活動前カウンセリング | ◯ 転職のプロからアドバイスを受けれる | × |
希望に合った求人の紹介 | ◯ 希望をもとに非公開求人を紹介してもらえる | × |
応募書類の添削サポート | ◯ 履歴書と職務履歴書を添削してもらえる | × |
面接対策のサポート | ◯ 面接前に模擬面接などを行ってくれる | × |
年収交渉のサポート | ◯ エージェントが年収交渉をしてくれる | × |
情報収集のしやすさ | × | ◯ サイトの情報が豊富。気軽に情報収集できる |
情報の深さ | ◯ 企業や選考過程のより深い情報を聞ける | × |
この記事で紹介させていただいたサービスのなかでは、
転職エージェント:
ビズリーチ、doda、アデコタイランド、リクルートエージェント、REERACOEN、パソナグローバル、パーソネルコンサルタント、RGF、LHH転職エージェント、AMBI、JACリクルートメント、doda X、市人リクルートメント、A-Link Recruitment
転職サイト:
カモメアジア転職、マイナビ転職グローバル、リクナビネクスト、アブローダーズキャリア、indeed
となります。
転職エージェントから受けられる6つのサポート
転職エージェントから期待できる転職活動のサポートには以下の6つがあります。
転職エージェントから受けられるサポート:
・転職活動前のカウンセリング、キャリア相談
・希望に合う求人の紹介
・職務履歴書や履歴書など応募書類の添削
・面接前の模擬面接など面接対策
・選考過程での企業とのコミュニケーション
・年収や入社時期などの交渉
何度も転職活動をしている方にとって転職活動のサポートは必要ないかもしれません。
しかし、初めての海外転職活動、受けたい業界や企業が決まっていないなど、多くの方に転職エージェントはとても便利なサービスです。そうした方はとくに、転職エージェントをお使いになることをおすすめします。
転職エージェントのデメリット
サポートが充実していますが、転職エージェントを使うことにデメリットもあります。
転職エージェントのデメリット:
・非公開求人が多く、ウェブサイト上で気軽に求人を確認できない
・担当者によって対応に差があり、良いコンサルタントとの出会いが必要
・内定が出やすい求人を紹介される場合がある
・エージェント担当者とのコミュニケーションが手間になることがある
転職エージェントは、求職者と採用企業がマッチングした場合に、採用企業から紹介料をもらって成立している完全成果報酬型のビジネスです。
そのため、転職エージェントの立場では、求職者のあなたが内定し、就職するように全力を注ぎます。担当者によりますが、あなたの求人に合わない求人を勧めてくる場合があります。
また、エージェントの担当者とあなたの相性もあります。良き転職には、良きエージェント担当者との「出会い」が必要です。
転職エージェントの特徴を踏まえ、賢く付き合おう
転職エージェントのサポートとそのビジネスモデルの特徴から、転職エージェントを賢く付き合う必要があります。
転職エージェント選び、利用する上で大事なこと:
・エージェントには非公開求人が多くあるところも。2〜4社のエージェントに登録する
・希望する求人の職種、給与条件などはっきりと伝える
・エージェントの担当者と合わなければ、その旨申し出て担当を変えてもらう
・エージェントが自分にベストではない求人も勧めてくることを知っておく
・転職をゴリ押しされても自分自身で冷静に考えて決める
転職エージェントが提供するサポートは、とくに初めて転職活動をしようとする方にとって、頼りになるはずです。転職エージェントの特徴を押さえ、賢く付き合いましょう。
タイ転職エージェントに関するQ&A
タイ就職、タイ転職を進めるために、転職エージェントや転職サイトを使う上でよくある質問をまとめてみました。
転職エージェント、転職サイトは無料で利用できますか?
この記事で紹介した転職エージェントを含め、通常、無料で利用できます。
転職エージェントや転職サイトは、求人掲載を依頼している企業から紹介料を得て、収益をあげています。そのため、ほとんどの転職エージェント、転職サイトでは、求職者側は無料で利用することができます。
海外転職をまだ決めてないけど、エージェントに登録しても大丈夫ですか?
大丈夫です。キャリアカウンセラーに転職すべきかどうかを相談する方も多いです。漠然とした不安や思いを整理するのに役立てる方もいらっしゃいます。相談してみて、すぐに転職活動をはじめる方もいれば、そうでない方もいます。
海外転職エージェントは複数登録した方が良いですか?
例えばリクナビNEXTの調査によれば、転職成功者は1人あたり4.2社の転職サイトに登録しているという調査結果がでています。
転職エージェントによって取り扱う求人が異なります。また、転職活動の成功には良きキャリアアドバイザーやカウンセラーとの出会いも大事であることから、2〜4社の転職エージェントやサイトに登録することをおすすめします。
海外転職が初めてで不安です。
私も海外で働きたいとずっと思っていたものの、いざ海外転職をするときは不安でした。
海外で働く人のブログやTwitterを読んだり、転職エージェントのカウンセラーの方に相談したりして、不安を払拭できたと思います。
日本で働くよりもずっと充実感があり、私は海外で働くことが性に合っていると思いますし、同じような方が多いと思っています。ぜひ一歩踏み出してみてください。
海外駐在と現地採用はどちらがおすすめですか?
海外駐在をおすすめします。一般的に海外駐在の方が責任が重いと言われますが、企業によって幅があります。
現地採用で就職し、駐在員と同じような仕事をしているにも関わらず、待遇はとても低いということを私も経験してきました。
「海外駐在」が狭き門であることは確かですが、勝ち取れるのであれば海外駐在の求人を狙った方が良いです。
転職エージェントがありすぎて選べない。おすすめはどれですか?
こちらの記事で紹介した通り、doda、ビズリーチ、アデコタイランドの3つはとくにおすすめです。
手厚いサポートと海外転職情報が充実した転職エージェント
→doda
非公開求人多数。給与などの条件が良い求人が見つかる
→ビズリーチ
タイに10拠点。現地日本企業とのつながり深く求人数が多い
→アデコタイランド
転職エージェントを使って転職を実現するまでの12ステップ
こちらが、私が海外転職活動を進めた際の具体的な手順です。情報収集から内定までに3か月ほど、そこから現地に渡航するまでに2か月程度かかりました。
他の方々の事例を聞きますと、2ヶ月〜半年くらいの期間で転職を実現しています。
海外転職を実現するためのステップ
1) 海外転職の情報収集を開始
2) 転職サイト、転職エージェントに登録
3) 履歴書と職務経歴書を作成
4) 転職エージェントとの面談、カウンセリングを受ける
5) 希望する求人の紹介を受ける
6) 応募を開始
7) 企業との面接、内定
8) 採用企業とのコミュニケーションを開始
9) 退職のための引き継ぎ、手続き
10) 海外渡航の準備
11) 海外渡航、入社
12) 現地生活立ち上げ
タイ転職のためのエージェント一覧
さいごに、この記事でご紹介した転職エージェントを一覧にして掲載します。登録にあたって参考にしてみてください。
※左右にスクロールができます。
エージェント名 | ビズリーチ | doda | アデコタイランド | リクルートエージェント | マイナビ転職グローバル | REERACOEN | カモメアジア転職 | パーソネルコンサルタント | パソナグローバル | RGF HR Agent | LHH転職エージェント | AMBI | JACリクルートメント | リクナビネクスト | doda X | 市人リクルートメント | ASPARK | アブローダーズキャリア | A-Link Recruitment | indeed |
タイ就職の公開求人数 | 1,989 | 71 | 600 | 62 | 2 | 218 | 515 | 70 | 44 | 176 | 8 | 104 | 非公開 | 88 | 169 | 23 | 166 | 224 | 100 | – |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
特徴 | ・待遇が良い求人が多い ・複数のコンサルタントに相談できる | 転職活動前の相談、履歴書添削などサポートが充実 | タイ特化のエージェントで求人数が多い | ・サポートが充実 ・日本国内の求人も豊富 | ・人材大手マイナビの海外転職サイト ・ウェブサイトの情報量が豊富 | タイのほか、インドネシア、タイ、台湾、シンガポールに強い | ・求人数が豊富 ・まずは情報収集したい方におすすめ | ・タイ特化の人材紹介エージェント ・実績があり、求人数も多い | タイに限らずアジア、海外転職を目指す方へ | アジア転職を目指す方 現地採用、初めての転職の方におすすめ | 外資企業、日系大手企業の非公開求人が多い | ・20〜30代のハイキャリを目指す方向け ・応募前に合格できそうか見極められる機能あり | ・ハイクラスの求人が多い ・エージェント担当者の質が高いと評判 | ・転職エージェントではなく、転職サイト ・海外求人はやや少ないが、情報が充実している | ・20〜30代のハイキャリを目指す方向け ・公開求人数が少ない印象 | ・タイ特化型の転職エージェント ・とくに製造業の求人が多い | ・タイ特化型の転職エージェント ・エンジニアの求人専門からスタートした会社 | ・タイを含めた東南アジアの人材紹介サイト ・情報量が豊富 | ・日系大手製造業に強い ・ウェブサイトで企業名つきで求人の確認可 | ・日系人材会社では見つけられない求人がある ・日本人を就ける求人の見極めが必要 |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
私はインド、フィリピンで計5年半働き、これからシンガポールで働く予定です。何度か日本に戻りましたが、やはり海外で働くのが刺激があって楽しいです。みなさまの転職活動が成功し、より良きキャリアを築かれることを祈念しております。
手厚いサポートと海外転職情報が充実した転職エージェント
→doda
非公開求人多数。給与などの条件が良い求人が見つかる
→ビズリーチ
タイに10拠点。現地日本企業とのつながり深く求人数が多い
→アデコタイランド